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保育士の中には時短勤務で勤務している人もいますが、少数派であるというのが実際のところですね。
もちろん、自分の子育てをする必要がある方は時短勤務を認めてくれるところがほとんどです。
まだ子供小さいうちは、時短勤務は権利でもありますから。
しかし、その後もずっと時短勤務で働くとなると、ちょっと厳しくなります。
保育園にとっては保育士にできるだけ出勤してほしい「早出・遅出の時間帯」を担当できないからです。
子どもの受け入れ時間・お迎え時間に時差出勤可能なフルタイム保育士のみを募集している園も多くありますね。
パート保育士を雇っている保育園もある
保育士の足りない時間帯のみ、パート保育士を雇って回している園も多いです。
時短勤務を希望する場合は事前に確認が必要です。
また、時短勤務を選択した場合、給料がフルタイム保育士より月に2〜3万円低くなってしまいます。
残業はしないように配慮してもらえますが、
自分自身も定時で退勤する強い意志を持っておくことが必要かもしれません。
30代未経験保育士の給料はどのくらい?
保育士といえば、給料が低いというイメージがある方も多いでしょう。
その実態は…イメージ通りです。
保育士は決して高収入が期待できる仕事ではありません。
公立保育園で働く場合は、公務員という扱いになりますから、給料もボーナスも安定しています。
一方で、私立保育園や、認可外保育園では、手取り月給で15万円~17万円程度からスタートすることが多いですね。
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ただし、給料は働く保育園によって扱いがかなり違います。
- 「給料は低い代わりにボーナスが多い」
- 「給料は高いが、ボーナスは少ない」
など、それぞれですね。
もう少し経験を積んで、主任保育士になれば手取り20万円~25万円程と、大幅アップも期待できますよ。
ちなみに私は24歳から中規模の保育園で働き始めて現在7年目になりますが、年収は280万円ほどです。
月給は18万円で、ボーナスは年間で60万円が支給されています。
決してお給料が良い方ではないですが、大好きな子供に囲まれながら日々楽しく働けているので、満足しています。
普通のOLも経験したことがありますが、保育士をしていなかったら今の人生はなかったと思っています。
まだ保育士資格がない人は「子育て支援員」として働くのもおすすめ
保育士資格を取得していなくても保育園で勤務する方法はあります。
無資格での保育補助を募集している園も多く存在していますからね。
しかし、こういった求人は「時給は低く、仕事内容はハード…」というケースも多いのが実情ですね。
そんな方におすすめなのが、子育て支援員の研修を受けることです。
民間資格ですが、各自治体が実施する研修を修了することで資格を取得できます。
子育て支援として採用されれば、通常よりも100円~300円程時給が高くなりますよ。
30代未経験から保育士になる!転職先の保育園選びのポイント

(未経験30代でも働きやすい保育園を見つけるには?)
保育園は、それぞれの園によって特色や雰囲気が全く異なります。
「せっかく保育士になれたのに、性格的に合わなくてすぐに退職…」
となってしまっては残念ですよね。
働く保育園選びで失敗しないためには、
入職前に「どういう特徴のある保育園なのか?」をよくチェックしておくことが大切です。
以下では、「働き始める前に、具体的にどういうことをやっておけばいいのか?」について説明します。
保育士求人で必ず確認しておくべきポイント
保育園の求人は、保育士専用の転職サイトで探すことができます。
まずは、「定員◎名以上の大きな保育園」や「時短勤務が認められている保育園」など、
希望の条件を決めて、いろいろと求人検索してみましょう。
検索をしているうちに、
- 「この地域ではこのぐらいのお給料」
- 「未経験の場合はこういう条件の園が多い」
といったように、なんとなく求人の相場のようなものがわかってきます。
このときに注意してほしいことがあります。