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特に、妊娠は体調のこともあります。
退職の申し出の前に、相談という形で主任保育士へ持ち掛けてみましょう。
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保育士が年度途中で辞める場合の退職理由について

(保育士を年度途中で辞めたい場合の退職理由)
以下では、状況別に保育士が年度途中で辞めたい場合の退職理由を解説します。
退職理由は、次の職場に転職するときにも採用面接などで確認されますから、きちんと筋の通ったものを作っておく必要があります。
結婚による寿退社
寿退社は20代の保育士には多い退職理由だと思います。
しかし、この退職理由を選択した場合には、
特殊なケースをのぞいて年度末などのキリの良いタイミングまで退職できない可能性があります。
結婚してもいきなり辞めなくてはならない理由は基本的にないからです。
「特殊なケース」とは、例えば結婚相手の転勤などがある場合ですね。
結婚相手が、あなたが保育士として働くことを望んでいないという理由も考えられますが、
これは社会人として基本的に通らないと考えるべきでしょう。
最悪の場合は、「仕事を辞めたくて結婚相手に結婚を急かした」などの悪評がたつ可能性があります。
注意してください。
妊娠による退職
妊娠による退職は、年度途中の急なタイミングでの退職も「やむを得ない」と思ってもらえる可能性が高いでしょう。
ただし、この場合には当然ながら産婦人科での診断書の提出が必要になります。
また、妊娠の場合はいきなり退職という話にもっていくのも難しい可能性があります。
「とりあえず産休・育休をとって…」というかたちで退職を止められる可能性もありますから、
すでにあなたが辞めたい気持ちが強くなっている場合には注意してください。
体調不良での退職
ストレスや個人的な体調不良での退職も多くありますが、
こちらも病院での診断書をもらってくるように指示されるケースがあるでしょう。
大規模な園であれば、精神科医院などでうつ病の診断をもらうことで休職などの選択肢も選択できる可能性があります。
勤務する保育園が合わない
結局のところ、人間関係や福利厚生などが原因で仕事を辞めたいのであれば、
正直にその内容を伝えるのがもっともすっきりと辞められます。
保育士といえども、労働者としてお給料や職場環境の改善を求めるのは正当な権利です。
- 保育士とはまったく違う、給料が保証された別の仕事に転職したい
- 保育士は辞めないけど別の園で働いてみたい
- もっと大規模の園で保育士として働いてみたい
- 保育園ではなく幼稚園で働いてみたい
↑これらの気持ちが出てきたのであれば、
あなたにとってもその園は「卒業するタイミング」が来たのかもしれません。
もちろん、園側からは反発される可能性があります。
しかし、年度途中で退職するという選択をする以上はある程度の覚悟は必要であることを理解しておきましょう。
たった一度の人生。あなたの意思を最優先すべき
仕事は、限られた人生の中で、とても多くの時間を使う活動です。
たった一度の人生ですから、園側から反対されたとしても、
退職や転職はあなたの意思を最優先にすべきです。
それに、人間関係に苦痛を感じるような園で保育士として働くことは、
一番たいせつな子どもたちに負担を与えることにもなりかねません。
転職活動は在職中に始めよう

(保育士が転職活動を始めるなら失業後ではなく、在職中がおすすめな理由)
今の職場からの転職を考えるのならば、
必ず「在職中(つまり今の職場を退職する前)」に転職活動を行うことが大切です。
「いったん退職して、失業保険をもらいながらゆっくり次の仕事を考えようかな…」
と考えている方もひょっとしたらいらっしゃるかもしれませんね。